あとがき   長くなるみたいなので読まなくてもいいですよ〜

 

「青空の想い」最後まで読んで下さってありがとうございます!
この話を思いついたのは、まだヒカルの碁が終わってない頃でした。
私はその頃コミック派だったので、21、22が出たか出てたかの頃に思いついたわけなんですが。(とにかく23が出てないことは確か)
ものすごく時間がかかって、やっとこさ形にすることが出来て嬉しい限りです。
まだまだ文章にするという力が足りずに、稚拙な出来上がりとなりましたが、
私は形にすると言うことが出来て本当に嬉しいです。
この話に興味を持って下さり、最後までお付き合い頂いた皆さんには本当に感謝しています。

書いてみて思う事は、十分に書ききれてないなと言う事でした。
まだまだ書きたいことはあったんだけど、話の流れにより削除と言う事もありましたし、
なにせ行き当たりばったりで書いたので、書き忘れやら途中で入れた設定など
対応しきれてない感が(汗)
長編の難しさを実感しました。はい。ま、それを教訓にこれからも頑張ります。


佐為の消えた後ってことでしたが、書きたかったのは佐為はあのまま消えていいのか?!ってコトでした。
あんな中途半端(?)に、役目が終わったからって消していいのか?!
私は断じて許さん!…と、まぁ納得出来なかったんです。ヒカ碁ハマったきっかけが佐為だっただけに…。寂しくて。
しかも、23巻の北斗杯編の最後。あのセリフ、佐為ですよね?
も〜、あれが気になって!ヒカル以外のトコに現れたら許さん!とか思いまして。
それを自分流にアレンジ(捻じ曲げる)ために書いちゃったわけです。
ある意味、ヒカ碁原作者さんに失礼なことをかましてしまったわけで;(ほったさんごめんね)
これも佐為への愛ってことで許して欲しいです。


最後の佐為のセリフですが、状況が伝わったかとっても不安です;
飛び込んだ後ですが、世界が違うくてもヒカルの強い気持ちが佐為に伝わったんですね。
で、あのセリフってことなんですよ。ほんとはこのセリフこの話を作り初めてから知ったから、かなりつけたしで苦しいんですが;


あと、佐為の力は風を操るってことに設定しましたが。
あれは天野さんの言葉で思いついたんですよー。天野さん、ヒカルたちのこと「新しい波」って表現してたじゃないですか。
じゃあ、その「波」を起こしたのは「風」じゃないかなって。
アキラを焚き付けて(?)、ヒカルを巻き込んで、波を作ったのは佐為だから。
だから、佐為は風だな〜と思ってたんです。
優しくもあり、嵐にもなり、な風(笑)


要は、本当に脇役でしたが、私の中ではもっと設定があったんです。
佐為を中心にするとほとんど出てはきませんでしたが(泣)
そうそう、要石って囲碁用語、本当にあるんですよ。
私が要って名前をつけた後に知ったんで、本当に偶然なんですが、
意味が「必要だから」でしょう?
私が名前をつける時、「佐為に必要な人物だから〜要かな〜」とつけたんで、
偶然だけど、そんなに珍しくないっつーか。でも運命ぽくてグー(何が)


最後に、佐為のこの話の後、ですが、生まれ変わるのかな。
「青空の向こう」ってこの話の元の本では、
枯れ葉のように土に還っていろんなものの一部になるんだ、
って書いてあったんです。それ素敵だなーと思ってこの話にも取り入れようと思ってたんですけど、そうすると佐為は生まれ変わらないってことになるんですよねー。
それも納得出来なかったんで、その話はカット。その後、佐為が生まれ変わるかは皆さんの想像におまかせv。
私的には、やっぱり碁に関わって欲しいってことです。だってあんなに好きなんだもん。
もし人に生まれ変われなかったら、佐為はヒカルの碁になると思ってるんです。
ヒカルが打つ碁ですよ!ヒカルとアキラとが打った最高の碁になるんです。そんで永遠に棋譜になって残されるんだ!…とか思ってます。あは;
でもやっぱり人になって、生きて打って欲しいですね。
願わくば、いつかヒカルと打てますように。
生きて幸福になれますように。

 

長くなりましたね;
お付き合い頂きありがとうございました。

佐為は永遠だーーっ(叫び)

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おまけ。



風の果て





なぜ碁を打つのか
答えははっきり俺の中にある

「…………遠い過去と、遠い未来を繋げるために」

答えははっきり俺の中にある
負けてもそれは変わらない

「そのためにオレはいるんだ」

ただ負けたことが悔しい!


佐為






表彰式がいつのまにか終わっていた。
ほとんど内容を聞いていなかった。
さっきの碁が頭の中でぐるぐると回る。
頭が勝手に検討を始めてる。
悔しい。
勝ちたかった。本当に、勝ちたかったのに。
佐為、オレ負けちゃった。
悔しい、けど。
自分の力がわかる。まだまだ未熟なんだって
もっと、強くなりたい――――!

「進藤、聞いてるか?」
「え?」
「だから、今から検討しないかと言ってるんだ。社も来れるらしいし」
「…検討」
「今日の君の碁も初めから見たいし」
「…はは、初めから?ちょっとオマエには見せにくいけど…。行く。行こうぜ」
搭矢は少し笑うと頷いた。
「タクシーが来てるはずだから行こう」
「倉田さん待たんでええんか?」
搭矢の後ろから社が聞いた。
「ああ。でも後で来るそうだ」
「そうか(後…って、夕飯時ちゃうやろな)」
「行こうか」

ホテルを出たところで、強い風が吹いた。
空を見上げたら、綺麗な青空が広がってて。
「なんや風強いな」
「そうだね」
オレは足を止めて空を見てた。
風が吹く。
気持ちいい…
「キレイだ」
ざぁぁ…………――――
「…っ?」
今…?
「進藤、なにしとんね…って」
社が振り返った。
搭矢も振り返る。
2人ともオレを凝視してた。
オレは、また泣いていた。
「なぁ、今、何か声、聞こえた?」
「は?何いうとんねん?」
社は首を傾げた。
ざぁぁ………―――
風が強く吹く。
「…風の音じゃないか?」
搭矢がちらっと空を見上げる。
聞こえた気がした。
佐為、そこにいる―――?
今日は、負けたよ。でも次は勝ってみせるから
佐為、見ててよ。来年こそ勝つから
佐為に、追いつくまで頑張るから――――!
追いついて、追い越して、佐為に会いに行くから!
涙を拭って搭矢と社の元まで走る。



強くなりたい

もっと

もっと―――――!



 

 

ヒカルが会場から帰る時、風が吹いてればいいなという希望だけで生まれた話。
なので短すぎ; イメージ図は23巻の表紙で(図々しいな、おい!)
23巻表紙が風が吹いてるとこって気がついたの書き上げてからでした(爆)
佐為が青の彼方の世界に飛び込んだのが北斗杯の日。(なんです。あの世の時間は早いのです・裏設定)
佐為が生まれ変わった日が北斗杯の日であって欲しいです。
ヒカルもこの日を境にまた成長することを願って(もうしてるかな)